母乳育児 娘編
母乳の事を書こうと思いながら、日々の生活に追われていました。
私は出産した病院が、かなり強い母乳育児推進派でした。
1人目の時から母乳で育てたいという、漠然とした思いはありましたが、あまり深いこだわりは無かったのです。
ですが産後に、母乳はたくさん出ているのですが、乳首が少し陥没気味だったようで、赤ちゃんがうまくくわえられず、なかなか軌道に乗りませんでした。
しばらくは、母乳を哺乳瓶に絞って与えていました。
泣いている赤ちゃんを待たせて絞るわけにはいかないので、先に絞って哺乳瓶を冷蔵庫にストックしたり。
母乳フリーザーパックに冷凍して、保存しておいたり。
どちらも、私でなくても温めてあげる事が出来たので、少しの外出にも役に立ちました。
哺乳瓶は、病院で使っていたおすすめの物を、入院中に売店で買って帰りました。
あとから買い足して、結局3本購入して、途中で乳首をSSからサイズアップして、その後哺乳瓶は卒業しました。
退院後も1ヶ月健診までは、寝不足と慣れない育児、娘の体重も思うように増えなくて、フラフラでした。
今思えば、それぞれに体質があるので、少食で痩せ型の娘は、生まれた頃からそうだったのだと思います。
2ヶ月ごろからようやく軌道に乗り、哺乳瓶がいらなくなりました。
その後は、起きても寝ながらお乳をあげる添い乳をやり始めて、とても楽になりました。
結局、娘は2歳まで飲みました。
それから私がホルモンバランスを崩してしまい、不正出血があったので、婦人科で診てもらうと、長く授乳を続けているからかな…検査は特に問題ないです。と言われました。
その際先生が娘に向かって「お母さんが具合悪いから、早めにやめてあげようか?」と、娘にとても優しく説明してくれました。
それが分かったのか?「ママのおっぱい痛いもんね。」と言って、しばらくしてすんなりやめてくれました。
私もそろそろ2人目を考えていたので、良いタイミングでした。
それから、助産院でマッサージをしてもらい、卒乳になりました。
そちらの助産師さんが、母乳に執着していた子ほど、十分に続けるとサッと身を引くのだと言っていました。
また、2年以上もしっかり母乳をあげてこられたから、お母さんと娘さんのしっかりした絆が出来上がりましたねと。
これはとても嬉しい言葉でした。
やはりなんとなく、まだ飲んでるの?と言う視線や言動があったので、嫌な思いもしましたが、どうしても断乳は嫌で、頑張って続けてきて良かったです。
娘が嬉しそうにお乳を飲む姿は、ずっと目に焼き付いています。
ありがとう。
→息子編に続きます
読んで頂いてありがとうございました。